5月20日(3)青森県
投稿日:2011年9月8日
頑張ってるぞ!東北!! ツーリング[鵜ノ子岬→尻屋崎 59]2011年5月20日
久慈市内をぐるりとひとまわりし、国道45号を北上。久慈市内同様、青森県境までの間の国道沿いでは、津波の被害は見られなかった。
青森県に入ると、海岸線を走る県道1号を北上。驚いたのは、海岸スレスレに建つ家々がまったく無傷なこと。県道1号に沿って走るJRの八戸線(階上ー久慈間は不通)も列車が動いていた。東北の太平洋岸の鉄道は大半が大きなダメージを受けているので、ピカピカに光っているいる線路を久しぶりに見た。
ほぼ全線が復旧している道路と、ほぼ全線がいまだに不通の鉄路の違いは、あまりにも対照的だ。それは鉄路から道路へと、時代がはっきりと変ったことを今回の大震災は証明している。
風光明媚な種差海岸を行き、葦毛崎の展望台に立った。そこから見渡す海岸線には南側にも北側にも、大津波による痕跡は見られなかった。
南部藩は古くから知られた馬産地でした。広大な放牧地の一部であった葦毛崎は、葦毛の馬にちなんで名付けられたといわれています。ここには太平洋戦争のさ中、時の海軍通信部隊基地の防空伝波探知機が設けられていました。現在は太平洋の大パノラマが楽しめる展望台として有名です。また、種差海岸天然芝生地に至る5・2キロの遊歩道の出発点にもなっています。遊歩道の周辺には、春はフクジュソウ、初夏にはニッコウキスゲやハマナス、秋は北限のハマギクなど季節の花が乱れます。耳を澄ませば、ウミネコやイソヒヨドリなどの野鳥のさえずりが聞こえ、青空に映える白亜の鮫角灯台や馬駆ける緑の牧場の牧歌的な風景を見ることができます
と書かれた案内板が立っているが、葦毛崎の展望台からはまさにその通りの風景が見られた。











