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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

V-Strom1000で行く日本[51]

投稿日:2016年1月17日

東北の道の駅巡り

2015年10月6日(東京〜青森)

 国道7号の新潟・山形県境を出発。近くの「ローソン」でコーヒーを飲み、一息入れたところで鶴岡へ。その途中では由良の町並みを見下ろし、由良峠を越えた。

 鶴岡まで来ると、いったん国道7号を離れ、国道112号を行く。

 今回の東北は「国道7号→国道4号」を走るのが一番の目的だが、もうひとつ、「東北の道の駅巡り」という大きな目的もあった。

 そのきっかけは偶然だった。

 青森県の道の駅「浅虫温泉」の5階展望風呂「ゆ〜さ浅虫」に入り、1階の売店を歩いていると、『東北道の駅スタンプラリーブック』が目に留まった。1冊200円。東北の全部の道の駅146駅のスタンプが押せるようになっている。それを見た瞬間、「よーし、東北の全部の道の駅を巡ろう」と決心したのだ。それは6月30日のことだった。

 1993年に誕生した道の駅だが、最近の日本での数少ない成功例といっていい。今や日本各地に増えているが、車のみならず、我々バイクで旅する者にとっても道の駅の存在は大助かり。それだけに大勢の人たちが集まる場所になっている。きれいなトイレを利用できるし、休憩所で仮眠できるところもある。地元産の食材が買えるし、郷土料理を食べられるレストランも数多くある。温泉に入れる道の駅もいくつもある。ということで、スタンプラリー帳にスタンプを押し始めたのだが、すっかりはまり、もう夢中になってしまった。スタンプを押せる時間は道の駅によって違う。中には24時間、押せる道の駅もあるが、午前9時から午後6時、7時という所が多い。そのため頭を使って道の駅を巡るコースを考えなくてはならない。それがけっこう、おもしろいのだ。

 ということで、ここではまだ立ち寄っていない国道112号→国道287号沿いの道の駅を巡る。第1番目は道の駅「月山」。ここには「月山あさひ博物村」がある。国道112号の峠、大越を越え、次の道の駅「にしかわ」へ。ここには「水沢温泉館」があり、朝6時から入れる。寒河江からは国道287号を南下。道の駅「おおえ」、道の駅「あさひまち」、道の駅「白鷹ヤナ公園」の3ヵ所に寄る。「あさひまち」はオープンしたばかりで、東北の「道の駅」のニューフェイス。「白鷹ヤナ公園」を流れる最上川には日本最大級のアユのヤナがある。寒河江に戻ると、国道112号沿いの道の駅「寒河江」に寄り、国道13号沿いの道の駅「天童温泉」へ。それぞれの道の駅では「スタンプラリー帳」にスタンプを押し、道の駅「天童温泉」を最後に、来た道を引き返し、鶴岡に戻るのだった。

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▲国道7号の新潟・山形県境を出発

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▲国道7号を行く

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▲展望ポイントから見下ろす由良

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▲由良峠を越えると鳥海山が見える

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▲鶴岡の国道7号

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▲鶴岡から国道112号を行く

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▲道の駅「月山」

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▲道の駅「月山」でスタンプを押す

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▲国道112号の大越

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▲月山を見る

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▲道の駅「にしかわ」

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▲道の駅「にしかわ」の「水沢温泉館」

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▲道の駅「おおえ」

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▲道の駅「あさひまち」

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▲道の駅「白鷹ヤナ公園」

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▲道の駅「寒河江」

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▲道の駅「天童温泉」

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