第192回 笛吹林道
投稿日:2012年1月13日
2010年 林道日本一周 東北編2
樹林の中を走り抜け、新山高原に出た
JR釜石線遠野駅の駅舎ホテル「フォルクローロ遠野」でひと晩泊まった。
翌朝は目を覚ますとすぐに朝湯に入り、湯から上がると6時18分発の一番列車、盛岡行きを部屋の窓から見下ろした。つづいて遠野始発、6時28分の宮古行きの列車を見送った。こうして駅舎ホテルで列車を見ていると、無性に鉄道の「鈍行旅」をしたくなる。「フォルクローロ遠野」の朝食を食べて出発。外に出ると、koshiさんが待ち構えていた。宮古から車を飛ばして来てくれたのだ。
遠野から県道35号で笛吹峠に向かったが、そこまでkoshiさんの車と一緒に走り、峠で別れた。koshiさんはそこから三陸海岸に大槌に下り、国道45号で山田経由で宮古に帰っていく。
この笛吹峠が遠野周辺の林道走破行の起点だ。
スズキDR-Z400Sのアクセルを吹かし、まずは第1本目の笛吹林道に入っていく。権現山(970m)の山頂近くを通り、牧場の脇を走り抜け、高原を貫く「風車街道」の舗装路とのT字路に出る。ダート4・5キロの笛吹林道だ。
つづいて2本目の和山林道。そのT字路からわずかに戻ったところから入っていく。界木峠を越え、4・5キロのダートを走ると舗装路になる。狭路のこの道が昔の大槌街道。
3本目の初神林道入口で2又の分岐になるが、大槌街道は右へ。ところがこの道は市道(釜石市)廃止で通行止になっている。「市道廃止」で通行止というのは初めて見た。
その2又の分岐を左へ、初神林道に入っていく。樹林の中を走り抜け、新山高原に出た。3本の林道で13・6キロのダートを走った。
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今回のエリア:昭文社ツーリングマップル東北 64