カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

ニュージーランド南島ツーリング[18]

投稿日:2012年10月23日

これがモエラキ・ボルダー

砂浜に恐竜の卵!!

「ハイフィールド・ミューズ・モーテル」の朝食を食べ、オアマルを出発。ここからはカカヌイ海岸沿いの道を行く。左手に太平洋を見ながら走る快適なワインディングルート。「車イス・ライダー」のブリットが先導してくれる。その途中でバイクを止め、きれいな砂浜を歩いた。
 カカヌイ海岸を走り、カカヌイの町を通り、国道1号に合流。10キロほど走ったところで国道1号を左折し、太平洋岸の名所、「モエラキ・ボルダー」へ。広い駐車場に我々のバイク15台を停めた。そこへ中国人観光客を乗せた観光バスが次々にやってくる。気にしない、気にしない。
 まずはビジターセンターで「モエラキ・ボルダー」がどういうものなのかの説明を読み、海岸へと降りていく。砂浜を歩いていくと、まるで巨大な恐竜の卵のような真ん丸な岩を見る。これがモエラキのボルダー。ボルダーは「丸石」を意味する。その先には10個以上の真ん丸な岩が固まっている。
 これらの丸石は波によって岩が寝食されたものではなく、海底に沈殿する化石などに海中の鉱物の結晶が付着し、6000万年もの年月をかけて現在のような形に生成されたのだという。モエラキ・ボルダーは地球上の奇景のひとつといっていい。

「ハイフィールド・ミューズ・モーテル」の朝食
カカヌイ海岸の砂浜を歩く


「モエラキ・ボルダー」に到着
中国人観光客を乗せたバスがやってくる


「モエラキ・ボルダー」のビジターセンター
モエラキ海岸


モエラキ・ボルダーは地球上の奇景!


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