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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 west[52]

投稿日:2013年1月20日

港町・神戸ならではの風景

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 神戸では山手から町並みを見下ろした。
 六甲の山々と海にはさまれた神戸の町は南北に狭く、東西に細長く延びている。中心街の三ノ宮や元町、神戸駅の周辺にはビルが建ち並んでいる。そんな神戸の町並みを二分するかのように、JR東海道本線と山陽本線の高架が通っている。町並みの向こうには櫛の歯のように、何本もの突堤が海に向かって突き出ている。
 まさに「港町・神戸」の風景だ。
 JR三ノ宮駅前を出発し、元町駅、神戸駅、兵庫駅と見ていく。もともとの神戸の中心は兵庫駅の周辺だった。それが東へ、東へと中心が移っている。兵庫駅から神戸駅、元町駅と移り、今では三ノ宮駅周辺が一番の繁華街になっている。この先、さらに東へ、灘駅の方へと中心は移っていくのだろうか。
 アドレスV125Gを走らせ、国道2号で明石へ。
 須磨を通り、明石海峡大橋の下を通り抜け、淡路島縦貫の国道28号を行く。
 海辺の温泉、明石大蔵海岸「龍の湯」(入浴料550円)の湯に入り、淡路島に渡るたこフェリーの乗り場を見る。
 ほんとうは淡路島を一周したいところだったが、今回は断念…。
 明石からは国道2号で姫路へ。途中、加古川で「元祖かつめし」の店「一勝」で「かつめし」(770円)を食べた。大皿のライスの上にソースのかかったカツが一枚、のっている。キャベツが添えられただけのシンプルな「かつめし」だが、印象に残る味だった。

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明石海峡大橋
明石大蔵海岸温泉「龍の湯」


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たこフェリーの乗場
たこフェリー


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「元祖かつめし」の「一勝」
「かつめし」を食べる


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