アドレス日本一周 west[142]
投稿日:2013年4月22日
東京を目指す
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10月30日6時起床。那覇発鹿児島行マルエーフェリーの「フェリーあけぼの」はちょうど日本本土最南端の佐多岬を通過するところで、まだ暗い海に灯台の灯を投げかけているのが見えた。
「フェリーあけぼの」は鹿児島湾に入っていく。
6時30分、朝食(1050円)。朝食を食べ終る頃には桜島が大きく見えている。
8時、鹿児島港に到着。那覇港からの25時間の船旅が終った。
スズキの125ccスクター、アドレスV125Gで鹿児島港の岸壁に降り立つ。どんよりとした曇り空で一気に寒くなる。夏の沖縄から秋の九州へと世界がガラリと変わる。急に現実に戻されたかのような気分を味わった。
「さー、行くぞ!」
と気分を入れ替えて走り出す。
ここからは東京を目指して走るのだ。
「頼むぞ、アドレスよ!」
鹿児島市内を走り、西郷隆盛の銅像前に出る。鶴丸城を通り、尚古集成館を通り、国道10号を行く。海沿いのルートになると、噴煙を上げる桜島が大きく見える。
姶良、加治木と通り、隼人に到着。大隅の一宮の鹿児島神宮を参拝し、漁港の近くにある「中村鮮魚店」に行く。ここで人気の「はまんちバーガー」(380円)を食べた。3種あるうちの「照焼きバーガー」。ハンバーグの替わりにさつま揚げが入っているのが、いかにも薩摩らしいではないか。「はまんち」というのはこのあたりの「浜之市」からきているという。
「はまんちバーガー」で薩摩を味わったところで、国分から国道220号で大隅半島に入っていった。