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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 west[169]

投稿日:2013年5月27日

国道9号ナイトラン

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 三保関ではアドレスを停め、漁港を歩き、豪壮な造りの三保神社を参拝。そして古い町並みを歩いた。歴史を感じさせる三保関の町をあとにし、島根半島最東端の地蔵崎へ。そこには石造りの三保関灯台。岬の突端に立つと、水平線上には隠岐が霞んで見えた。
 ここには「沖之御前」、「地之御前」の額が掲げられた鳥居が立っている。この鳥居の中央約3キロ先の海上に浮かぶ島が「地之御前」、眼下に横たわる島が「地之御前」で、ともに事代主命(三保神社の祭神。えびす様のこと)の魚釣りの島としていい伝えられ、現在も三保神社の境内地になっている。毎年5月5日には三保神社で事代主命と妃の神霊をこの島から迎える神迎神事が行われている。
 地蔵崎を出発し、来た道を引き返す。
 境港水道をまたぐ境港水道大橋を渡り、国道431号で鳥取県の境港へ。弓ヶ浜でアドレスを止め、三保湾越しに島根半島先端の三保関半島を眺めた。
 皆生温泉を通り過ぎ、日野川を渡ったところで海岸のすぐ近くにある日吉津温泉「うなばら荘」(入浴料450円)の湯に入った。無色透明の湯。口に含むと若干、苦みがある。湯から上がると、ちょうど夕日が皆生温泉の温泉街に落ちていくところだった。
 米子からは国道9号のナイトラン。
 国道沿いの「食堂おおさか」で「焼き魚定食」(1150円)を食べる。
 20時、国道9号沿いの浜村温泉に到着。何軒かの温泉宿を聞いてまわったが泊まれず。それではと6キロほど内陸に入った鹿野温泉の「山紫荘」に飛び込みで行く。するとじつにうまい具合に泊まれた。ほっとした気分で宿の湯につかる。湯から上がると1日の走行の疲れもあって、もう爆睡だ。

第35日目:出雲市→鹿野温泉
2008年11月4日
走行距離:225キロ(合計7,942キロ)
費用:
日御碕灯台 200円
昼食 1,200円
ガソリン 622円
熟柿 100円
松江温泉 400円
松江城 550円
割子そば 600円
カンコーヒー 120円
日吉津温泉 450円
夕食 1,150円
宿泊(朝食つき) 5,900円
合計 11,292円
総計 424,056円


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三保関の漁港
三保神社の鳥居


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豪壮な造りの三保神社
三保関の古い町並みを歩く


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地蔵崎の灯台
灯台を見上げる


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地蔵崎突端の鳥居
地蔵崎突端の岩場


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弓ヶ浜から見る三保関と地蔵崎
皆生温泉に落ちる夕日


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夕食の「焼き魚定食」
鹿野温泉「山紫荘」に到着


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