アドレス日本一周 east[58]
投稿日:2013年9月17日
ツーリングライダーと出会う
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12月1日。帯広駅前の「東横イン」の「おにぎり&味噌汁」の朝食を食べ、7時半に出発。12月に入ったということで、一段と寒さが厳しくなったような気がする。
外に出ると、氷点下の寒空の下、ツーリングライダーのヨシシさんがぼくを待ち構えていた。ヨシシさんは函館を出発して以来、初めて出会うツーリングライダーだ。
ぼくとは反対方向の時計回りでの「北海道一周」。カワサキのW650を走らせ、稚内から網走、根室、釧路と通り、帯広までやってきた。
帯広からは函館に向かい、フェリーで青森に渡り、東京を目指すという。
ヨシシさんは網走で大雪に見舞われ、4日間、まったく身動きがとれずに停滞したという。そんなヨシシさんの話を聞いて、冬の早い北海道を思い知らされる。東北と北海道では寒さのレベルが違う。東北は北海道に比べれば、はるかにあたたかいということがよくわかる。
ヨシシさんとは何度も握手をかわし、ヨシシさんの見送り受けて走り出す。
JR帯広駅前から帯広の目抜き通りを走り抜け、国道38号で釧路に向かう。天気は晴天。抜けるような青空が広がっている。その分だけ寒さが厳しい。
十勝川を渡った豊頃では北海道のコンビニ「セイコーマート」で小休止。ホットのカンコーヒーを飲む。音別ではJR根室本線の音別駅前でアドレスを止めて小休止。白糠では道の駅「しらぬか恋問」でアドレスを止め、恋問海岸を歩いて体を暖めた。
阿寒川を渡り、釧路に入っていく。
国道38号沿いのバイクショップ「釧路オートワン」で止まる。ここはスズキの中川さんに紹介してもらったショップで、社長の佐藤さんには熱いコーヒーを入れてもらい、ほんとうに生き返ったような思いだ。コーヒーを飲みながら、しばらくは佐藤さんと「バイク談義」をするのだった。