カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 east[117]

投稿日:2013年11月28日

下北半島を眺める

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2008年12月12日

 12月12日。青森駅前の「東横イン」の朝食を食べ、7時30分に出発。「アドレス日本一周」の舞台は北海道から本州へと移った。気温は2度。北海道の寒さにさんざん痛めつけられたので、青森ではそれほどの寒さを感じない。
 スズキの125ccスクーター、アドレスV125Gリミテッドを走らせ、津軽半島に入っていく。国道280号のバイパスを一気に北上し、よもぎ温泉までやって来たところで海沿いの旧道へ。青森湾対岸の夏泊半島がきれいに見えている。雲の切れ目からは薄日が差している。まるで夏泊半島に吸い寄せられるように海岸でアドレスを止めると、車が1台、同時に止まった。車から降りてきたのは何とkoshiさんではないか。
「ついにカソリさんを捕獲しましたよ!」といって喜んでいる。
 koshiさんは夜中の3時に岩手県の宮古を出発し、盛岡から東北道の高速一気走りで青森へ。青森ICから国道7号→国道280号を走ってここまで来たという。
 koshiさんとの旅がはじまった。
 下北半島の脇野沢行きのフェリーの出る蟹田港から海沿いの旧道を北へ。
 平舘海峡を目の前にする平舘では松前街道(奥州街道)の松並木を走り、アドレスを止めると対岸の下北半島を眺めた。ここには霧笛を備えた灯台がある。海岸防備の台場跡もある。そんな平舘から津軽海峡に向かった。

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国道280号で津軽半島に入っていく
青森湾の海岸でアドレスを止める


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青森湾越しに見る夏泊半島
koshiさんがやってきた!


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松前街道の松並木を走る
平舘海峡越しに見る下北半島


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平舘の灯台


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