アドレス日本一周 east［164］

投稿日：2014年1月25日

伊勢原探訪

神奈川

2008年12月21日

　12月21日8時、出発。今日は我が家の周辺をまわる。「伊勢原探訪」といったところだ。まずは比々多神社を参拝。残りの「関東一周」の無事を祈った。ここは相模の三宮。地元の酒「菊勇」が奉納されている。この比々多神社には毎年、初詣に来ている。除夜の鐘が鳴るのと同時に列に並んでお参りし、お札をもらって帰ってくるのだ。それが日本にいるときのカソリの正月。比々多神社は我が家から1キロほどで、その途中に「菊勇」がある。
　次に太田道灌の墓を見、伊勢原市の運動公園から大山を見る。ぼくはここから見る大山が好きなのだ。そして日向薬師へ。下の駐車場にアドレスを止め、自然度満点の参道を登り、茅葺の大屋根の本堂を参拝する。ここの本尊の薬師如来像は国指定の重要文化財で、正月の三が日にご開帳される。宝物殿には阿弥陀如来や四天王、十二神像など23体の仏像が納められているが、それらを含め、日向薬師には9件の国指定の重要文化財がある。
　伊勢原は梨や柿、ブドウ、ミカンの果樹栽培が盛んで、今の季節はミカンが売られている。日向の無人販売所でミカンを1袋（500円）買い、昼食がわりに食べた。
「伊勢原探訪」の最後は伊勢原温泉。ここは我が家に一番近い温泉で1キロほどでしかない。このあたりには第2東名の北伊勢原ＩＣができる予定で、多くの家がすでに立ち退き、取り壊されている。しかし温泉宿の「ニュー天野屋」（入浴料800円）は残った。第2東名が完成したら、北伊勢原ＩＣのすぐ前の温泉宿になるとのことで、「その時はきっとお客さんが増えますよ」とフロントの人は喜んでいた。
　伊勢原温泉「ニュー天野屋」の湯に入る。ゆったりまったり入れる大浴場。肌に膜が張るようなツルツル湯だ。湯から上がると残った日向ミカンをパカパカパカッと食べ、1袋全部を食べつくした。こうしてアドレスを走らせての「伊勢原探訪」を終え、夕方の4時には我が家に戻ってきた。