アドレス日本一周 east[177]
投稿日:2014年2月18日
バースト寸前
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久慈川段丘上の町、棚倉からは国道118号で水戸に向かう。
国道118号沿いにある奥州の一宮、都都古別神社を参拝。楼門には誇らしげに「奥州一宮」の大きな額が掲げられている。
矢祭ではJR水郡線の東舘駅前でアドレスを止めて小休止。ここでアドレスのタイヤを見ると、「エー!」と思わず声が出た。冬用のスタッドレス・タイヤはすっかりすり減り、ツルツル状態。とくにフロントの減りが激しく、中のクロスが見えている。
「これはヤバイ!」
すぐさまスズキのMさんに、北海道の猿払原野で電話した時と同じように、SOSの電話をする。
「アドレスのタイヤがもう限界なんです。水戸の周辺で、どこかタイヤ交換をしてくれるところはありませんか」
Mさんはすぐに調べてくれるという。
5分も待たずにMさんから電話が入った。
水戸市内の「SBSモトヴィレッジ」でフロント&リアのタイヤ交換は可能で、店に連絡を入れくれたという。
いやー、助かった!
矢祭からは久慈川の流れに沿って国道118号を南下する。
県境を越え、福島県から茨城県に入る。フロントタイヤはいつバーストしてもおかしくない状態なので、いつ吹っ飛んでもいいように極力、路肩近くを走るようにした。
袋田では関東の名瀑、袋田の滝を見る。滝の見物を終えると、「滝見屋」で手打ちそばの上に猪肉がゴソッとのった「ししそば」(1000円)を食べた。
常陸大宮を通り、水戸に到着したのは18時。国道118号と国道123号の交差点にある「SBSモトヴィレッジ」に行くと、すぐさまアドレスのフロントとリアのタイヤ交換をしてくれた。
チーフメカの藤沼さんには「カソリさん、ラッキーでしたね」といわれた。
「あと、100キロはもちませんでしたよ」と断言されたが、アドレスのフロントタイヤは思った通りで、いつバーストしてもおかしくないような状態だったのだ。
新品のタイヤにはきかえたアドレスで夜の水戸を走り、水戸駅近くの「花きゃべつ」という店で夕食。納豆たっぷりの「ねばり丼」(780円)を食べた。そして水戸からは国道51号で大洗へ。夜の海が見たくなった。大洗港のフェリー埠頭まで行き、太平洋を見たあと、大洗温泉「潮騒の湯」(入浴料600円)に入った。
「潮騒の湯」から上がると寒風を切って走り、国道51号で水戸に戻り、水戸駅南口の「東横イン」に泊まった。今夜の宿泊料は無料。「東横イン」は10泊すると宿泊費が無料になる宿泊カードをもらえる。それを使ったのだ。今回の「日本一周」では2度目の無料券。何かすごく得した気分になった。
2008年12月25日 走行距離:312キロ(合計9310キロ) |
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費用: | |
ガソリン | 530円 |
南湖団子 | 400円 |
ラーメン | 630円 |
谷中温泉 | 500円 |
袋田の滝 | 300円 |
ししそば | 1,000円 |
タイヤ交換 | 12,000円 |
夕食 | 780円 |
大洗温泉 | 600円 |
ガソリン | 548円 |
合計 | 17,288円 |
総計 | 388,410円 |