V-Strom1000で行く台湾[26]
投稿日:2015年10月7日
キャンプの夜
花蓮から160キロ走った地点の山中にあるキャンプ場に到着。リゾートホテルの奥にあるキャンプ場で、カマボコ兵舎風のバンガローに泊まった。まずはみなさんと「台湾ビール」で乾杯。乾杯、乾杯、乾杯の連続で、あっというまに何本もの「台湾ビール」をあけた。そのあとはバーベキュー。炭火で焼いた肉や野菜をたら腹食べる。女性の黄月美さんが料理をつくってくれる。おおいに飲み、おおいに食べたキャンプ場での一夜。ここでは何ともうれしいことに、みなさんからのひとことコメントをもらった。
カソリさん、はじめまして。はじめてだけど、なじみの深い友達のようです。バイクが好きなおかげで、こうしてカソリさんと出会うことができました。勇気があってチャレンジ精神旺盛なカソリさん。短い間でしたが、この思い出は一生、忘れません。カソリさんの健康を祈ってます。これからも、いつまでもバイク旅を楽しんでくださいね。
2、唐培毅さん
カソリさんを知ることができたのは、私たちの誇りです。そして一緒に走れたのは、私たちの大きな喜びです。あなたのスピリットのおかげで、私たちはおおいに元気づけられました。またカソリさんと一緒に走りたいです。
3、陳兼豪さん
台湾でカソリさんと一緒に走ることができたのは、私の大きな喜びです。私は将来、あなたの「日本の峠100」(『バイク旅行』第15号)を参考にして日本の信州を走りたいです。ほんとうにありがとうございました(陳さんは国際線のパイロットだとのことで、『バイク旅行』誌は東京の書店で買ったという)。
4、黄伯達さん
「生涯旅人」のカソリさん、台湾に来てくれてありがとう。カソリさんと一緒に走れてほんとうによかったです。あなたは世界のベストライダーです。
5、李逸群さん
短い時間でしたが、カソリさんのスピリットをしっかりと見せてもらいました。それを私はこれからの人生の大きな支えにしたいと思います。
6、陳充中さん
台湾人と日本人はいつも兄弟!
7、蒋建宏さん
カソリさん、感謝感謝です。「台日友好!」
夜が更けた頃になって、1台のV−ストローム650がやってきた。山麓の埔里の町から来たカップル。「カソリさんのサインがほしくて夜の山道を走ってきました」という。さっそくV−ストロームのタンクに、カップルが持参した金色のサインペンで「生涯旅人!」のサインをした。2人はしばらくみなさんと歓談したあと、V−ストローム650のエンジン音を響かせ、埔里の町に帰っていった。