V-Strom1000で行く日本[47]
投稿日:2016年1月10日
福島横断でゴールへ
9月24日4時30分、新潟古町の「東横イン」を出発。本州横断の国道49号で福島県のいわき市を目指す。交通量はほとんどなく、V−ストローム1000の快適走行だ。途中、パトカーに止められて青くなったが、スピードではなく、飲酒運転の検問なので助かった!
やがて夜が明ける。真っ赤な朝焼けだ。新潟平野から阿賀野川の谷間に突入。津川を通り、鳥井峠を越えて福島県に入る。すると会津は一面の霧。6時、西会津に到着。道の駅「にしあいづ」でV−ストローム1000を止め、カンコーヒーを飲んだ。
霧の会津を行く。
会津坂下、会津若松と通り、猪苗代湖あたりまでくると、霧は晴れ、青空が広がった。
一面、黄色くなった稲田越しに磐梯山を見る。
奥羽山脈の中山峠(トンネル)を越え、磐梯熱海温泉から郡山へ。朝の通勤渋滞をすり抜け、8時、新潟から180キロの郡山に到着。国道4号を横切り、阿武隈川を渡り、阿武隈山地に入っていく。長沢峠の「ドライブイン長沢峠」で朝食。「朝定食」(620円)を食べた。ワカメの味噌汁が腹にしみる。
長沢峠を下り、10時、いわき市の国道6号との分岐点に到着。ここが国道49号の起点になる。「新潟→いわき」は250キロだった。
いわきからは国道6号を南下。いわき勿来ICで常磐道に入り、守谷SAで「大洗の釜揚げしらす丼」(850円)を食べ、13時、常磐道の三郷料金所に到着した。
「終わった!」
鹿児島から2396キロを走っての到着だ。
相棒のV−ストローム1000には、
「よく走ってくれた!」
とねぎらいの声をかけ、首都高→東名と走って神奈川県伊勢原市の自宅に帰り着いた。
さー、次は「新潟→国道7号→青森→国道4号→東京」だ。