ジクサー150分割日本一周[21]
投稿日:2020年6月12日
安芸の一宮「厳島神社」
宮島口から松大汽船の船で宮島に渡ると、海沿いの道を歩いて厳島神社へ。
安芸の一宮の厳島神社を参拝する。入口では拝観料(300円)を払う。一宮は日本全国に105社、新一宮が5社、全部で110社あるが。拝観料を取るのは厳島神社だけ。さすが世界遺産だけのことはある。
朱塗りの回廊を歩いていく。全長300メートルのこの回廊が厳島神社を強く感じさせる。回廊から見える海に浮かぶ鳥居は楠の自然木。高さ16メートルのこの鳥居は海に浮かんでいるように見える。今のこの鳥居は明治8年(1875年)に建てられたものだという。
回廊を歩き、拝殿前で参拝。厳島神社の御神体は宮島そのものだが、祭神は市杵島姫(いちきしまひめ)命、田心姫(たごりひめ)命、瑞津姫(たぎつひめ)命の宗像三女神。宗像三女神は築紫の辺津宮(宗像)、中津宮(筑前大島)、奥津宮(沖島)に祀られている古代からの海上交通の守護神で、朝鮮半島などとの海上交通を担っていた氏族の祖先神だといわれている。平清盛による厳島神社社殿の建造以来、宮島の全島が神域として護られてきた。そのため島の最高峰の弥山(535m)まで登ればよくわかるが、宮島は自然の宝庫でもある。
厳島神社の参拝を終えると、門前の店で名物の「紅葉饅頭」を食べ、松大汽船の船で宮島口に戻るのだった。
安芸の一宮、厳島神社の鳥居 | 団体のみなさんの記念撮影 | 厳島神社の全貌を見る |
海に浮かぶ厳島神社の鳥居 | 厳島神社の回廊 | 厳島神社の祭神は宗像三女神 |
厳島神社の御本社 | 厳島神社の舞殿 | 厳島神社の門前を歩く |
奉納された大杓子 | 宮島名物の「紅葉饅頭」 | 宮島桟橋に戻ってきた! |