ジクサー150分割日本一周[68]
投稿日:2020年8月18日
対馬に上陸
2017年4月22日。郷ノ浦港12時35分発の九州郵船のフェリー「きずな」に乗船し、対馬の厳原港に向かう。名残りおしい壱岐との別れだ。
「またな!」
フェリー「きずな」は郷ノ浦港の岸壁を離れる。
郷ノ浦港が遠ざかっていく。
船上から壱岐の東海岸を見つづけた。
壱岐を離れたところで、船内でゴロ寝。「カソリの速攻寝」で、横になって1分もたたないうちに、深い眠りに落ちていく。これはぼくの得意技で、眠くなると、どこでもどんなときでもすぐに寝られる。
船内で30分ほどの気持ちのいい昼寝をして、目を覚ますと、対馬がはっきりと見えている。『ツーリングマップル九州沖縄』の対馬を見ながらのプランニング。対馬に来るのは今回が2度目で、「島めぐり日本一周」(2001年〜2002年)以来のことだ。
対馬は南北に細長い島。万関の瀬戸で南島と北島に分かれている。「島めぐり日本一周」の当時は厳原町、美津島町、豊玉町、峰町、上県町、上対馬町と6町に分かれていた。それが2004年の平成の大合併で、対馬の全島が対馬市になった。
それにしても面白いのは島の形だ。壱岐はほぼ円形の島で、対馬は対照的に細長い。隣り合った2つの島はまったく違う形をしている。
九州郵船のフェリー「きずな」は、グングンと対馬に近づいていく。
対馬最南端の岬、神崎がはっきりと見える。
14時45分、フェリー「きずな」は厳原港に到着。ジクサー150で厳原港の岸壁に降り立った。壱岐の郷ノ浦港から2時間10分の船旅だった。