カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

10月10日

投稿日:2009年10月11日

いよいよ「北海道遺産めぐり」の「北海道一周」の開始だ。

5時30分、伊勢原の自宅を出発。愛車のスズキDRーZ400Sに「さー、行くぞ!」とひと声かけて走り出す。厚木ICで東名に入り、首都高経由で東京・日本橋へ。7時前に到着したが、何と古林さんが見送りに来てくれていた。エライ人だ。ここでDRのトリップメーターを0にし、古林さんに見送られて日本橋を走り出す。

奥州街道のR4を北へ。上野駅前から千住へ。ここら奥州街道の最初の宿場。千住大橋を渡り、千住新橋を渡ったところで首都高に入り、そのまま東北道に入っていく。宇都宮を過ぎた矢板北PAで朝食。サバの味噌煮の「朝食定食」は安くてうまかった。東北に入ってすぐの白河ICで東北道を降り、奥州街道のR4を北上。一路、青森を目指す。須賀川では十念寺、郡山では田村神社と安積山、日本松では観世寺、福島では文知摺観音と寺社をめぐり、国見峠を越えて福島県から宮城県に入った。峠を下った白石では白石城の天守閣を見、「うーめん番所」という店で白石名物のうーめんを食べた。そのままR4を北上し、ナイトランをするつもりだったが気が変わり、白石で泊まることにした。

白石川河畔の白河温泉「薬師の湯」に飛び込みでいくと、何ともラッキーなことに泊まれた。さー、温泉だ。すぐさま2階の大浴場へ。内風呂と露天風呂の無色透明の湯につかった。湯から上がるとカンビールで乾杯。そのあとはテレビでサッカー観戦。日本対スコットランド戦を見る。スコットランドのオウンゴールのあとの本田のゴールはよかった。2対0で日本が勝ち、気分を良くして、夜の誰もいない「薬師の湯」に入る。これが温泉効果というもので爆睡。気持ちのいい眠りだった。

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