カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

10月22日

投稿日:2009年10月23日

江別温泉「富士屋旅館」の朝湯に入り、サケの焼き魚つき朝食を食べ、8時出発。江別駅前に立ち、そこから走り出す。まずは石狩川。江別を流れる石狩川を見、石狩川の堤防上の道をスズキDRーZ400Sで走る。最高の気持ちよさ。そのあとR337→R231で石狩川の河口まで行き、「北海道の母なる流れ」が日本海に注ぐ地点でDRを止めた。荒涼といた風景。猛烈な風が吹き荒れ、日本海は激しく波立っていた。石狩川河口の風景を目に焼き付けたところで、来た道を引き返し、江別駅前に戻った。

江別からはR12で札幌へ。その途中では、野幌の「江別市ガラス工芸館」の建物を見る。「江別のれんが」は北海道遺産になっているが、江別のレンガ造りの代表的な建物が「ガラス工芸館」。その周辺の中学校か公民館、商店などもレンガ造り。野幌では「野幌屯田第二中隊本部」の建物も見たが、心に残る野幌だった。

道都、札幌に入っていく。DRで札幌駅前に立ったあと、札幌のシンボルの時計台、北海道大学の構内にある「札幌農学校第2農場の建物群」、苗穂駅近くのサッポロビール園内にある「サッポロビール博物館」と、北海道遺産を見てまわる。札幌駅前に戻ると、R36で千歳へ。札幌市街を一望する羊ヶ丘でジンギスカンを食べ、恵庭を通って千歳へ。町中を走り抜け、R337沿いの道の駅「サーモンパーク千歳」まで行く。ここもカブタンに教えてもらったところ。「千歳サケのふるさと館」を見学したが、サケの稚魚の群れ、大水槽を泳ぐサケを間近に見られてすごくよたった。サケの生涯をたんねんに追った映画もよかったし、サケの登る千歳川の中を見られるのも驚き の仕掛けだった。千歳まで来たからにはと、R36をさらに走り、夕暮れのウトナイ湖を見、苫小牧へ。苫小牧駅前で折り返し、札幌に戻った。

札幌一番の繁華街、すすきのへ。ラーメン横丁の「華龍」で「コーンバター味噌ラーメン」を食べる。これで函館、釧路、旭川につづいて、札幌でもラーメンを食べたことになる。北海道の四大ラーメン制覇! すすきのの交差点が始発の市電を見、札幌駅前に戻り、駅北口の「東横イン」に泊まった。

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