カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

第113回 黄金崎不老ふ死温泉

投稿日:2011年9月18日

2010年 林道日本一周・東日本編

東北最長ダートへ準備万端

 深浦を出発。スズキDR-Z400Sを走らせ、国道101号をさらに南下していく。
 黄金崎不老ふ死温泉(入浴料600円)に立ち寄る。ここは国道から600メートルほど入った海辺の一軒宿。まずは内風呂だ。薄茶色をした湯につかり、日本海を眺める。湯には塩味がある。つづいて混浴の露天風呂(女性専用の露天風呂もある)。入浴客は自分一人。黄土色した湯につかりながら日本海の水平線を眺める気分はたまらない。露天風呂の湯はさらに塩味が濃い。
 黄金崎不老ふ死温泉の露天風呂から見る夕日は最高。湯につかりながら水平線に落ちていく夕日を眺めるのだが、残念ながら日帰り入浴は16時までなので、それを見るためにはひと晩、泊まるしかない。
 黄金崎不老ふ死温泉の湯から上がると岩崎へ。
 岩崎の町中に入る手前に国道101号の「沢辺PA」の展望台があるが、そこからは白神山地の山並みを一望する。主峰の白神岳は雲に隠れていたが、海越しに見る白神山地は目に残る風景だ。
 岩崎に着くと、JR五能線の岩崎駅前でDRを停める。ちょうどうまい具合に東能代発深浦行の2両編成の列車がやってきた。列車が駅に到着し、発車していくシーンを無人駅のホームの片隅で眺めつづけた。
 岩崎では白神温泉「静観荘」(入浴料300円)の湯に入り、「末広食堂」で「焼き魚定食」(1050円)を食べた。そして燃料を満タンにして、東北最長ダートの白神ライン(旧弘西林道)に向かっていった。

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今回のエリア:昭文社ツーリングマップル北海道 87

深浦→沢辺→岩崎

深浦漁港を出発
黄金崎不老ふ死温泉に到着


黄金崎不老ふ死温泉の露天風呂全景
黄金崎不老ふ死温泉の内風呂


黄金崎不老ふ死温泉の混浴露天風呂
日本海の水平線を見ながら湯につかる


国道101号の「沢辺PA」から見る白神山地
JR五能線の陸奥岩崎駅


能代方向から列車がやってくる
2両編成の列車が到着


深浦に向かって列車は去っていく
白神温泉「静観荘」の湯に入る




「末広食堂」の「焼き魚定食」

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