第117回 萱峠林道
投稿日:2011年9月23日
2010年 林道日本一周・東日本編
湯につかりながらの岩手弁
横手駅前温泉「ゆうゆうプラザ」の朝湯に入り、朝食を食べ、8時に出発。そこには宮城県の大崎市から武内典士さんがホンダのドリーム50に乗って来てくれた。「カソリさんは出発が早いから」といって、なんと3時に横手駅前に到着し、ずっと待ってくれていたという。さらに奥さんとまだ小さなお子さんも一緒。奥さんと子供は車に乗ってきた。
しばし武内さんと話し、武内さん一家の見送りを受けて出発。
「武内さん、ありがとう!」
横手からは国道107号で秋田・岩手県境の巣郷峠の方向に走り、県道273号に入る。大松川ダムの脇を通り、ダム湖のみたけ湖沿いに走り、大松川の集落へ。横手駅前から20キロほどだ。
そこから林道に入っていく。秋田・岩手県境の萱峠を越える林道だ。
秋田県側はよく整備された林道で走りやすい。十分な道幅もある。峠に向かって登っていくと狭路に変り、道の両側には草がおい茂るようになり萱峠を越えて岩手県側に入る。
萱峠林道の岩手県側は難路だ。道幅は狭く、路面は荒れ、崩落箇所もある。急勾配を下り、佐草の集落の手前で舗装路になる。ダート11・7キロの萱峠林道だ。
佐草からは県道1号に入り、国道107号経由でJR北上線のほっとゆだ駅へ。
駅舎温泉「ほっとゆだ」(入浴料250円)の湯に入る。浴室内には鉄道用の信号がある。列車到着の45分前になると信号は青になる。30分前になると黄色、15分前になると赤信号に変わる。それ以外の時間帯は無灯火だ。
地元の常連のみなさんと一緒に入ったが、湯につかりながら聞く岩手弁の会話がすごくいい。旅している実感を存分に味わえる「ほっとゆだ」だった。
より大きな地図で 林道日本一周東日本編 を表示
今回のエリア:昭文社ツーリングマップル東北 61,62