第147回 七ツ滝柳沢林道
投稿日:2011年11月6日
2010年 林道日本一周 関東・東北編
何本もの林道が絡み合う広大な林業地帯に突入
出発点の花園神社(北茨城市)は坂上田村麻呂伝説の古社。創建以来、神仏混淆だったが、明治維新の神仏分離以降、花園神社になっている。豪壮な造りの楼門は仁王門。それは神仏混淆時代の山門で、「仏」の名残だ。
花園神社前を出発。神社裏手の駐車場の脇から七ツ滝柳沢林道に入っていく。すぐにダートに突入。七ツ滝までは良く整備された路面。ビッグボーイを停めると、七ツ滝への山道に入っていく。入口には花園神社奥の院の背の低い鳥居が建っている。
七ツ滝は高さ60メートル。一ノ滝から七ノ滝まで7段になって落ちている。7つの滝の中では三ノ滝が一番大きい。滝を見、奥の院を参拝して林道に戻った。
七ツ滝を過ぎると峠に向かって登っていく。北茨城市の福島県境一帯は広大な林業地帯になっている。
花園神社から5・9キロ地点で峠に到達。峠上が分岐点になっているが、右側の道が柳沢に下っていく七ツ滝柳沢林道になる。最後は柳沢の県道111号に出る。ダート8・3キロの七ツ滝柳沢林道だ。
県道111号で茨城・福島県境へ。その手前を右折し、君田林道に入ったが通行止め。
来た道を戻り、七ツ滝柳沢林道との分岐点を過ぎ、県道111号を左折し、大金田林道に入っていく。杉や桧の植林地帯を走り、林道入口から4・5キロ地点で花園林道入口に到着。そこを直進し、大金田の集落に出た。大金田林道のダートは5・6キロ。
つづいて大金田林道と花園林道の分岐点まで戻り、右折し、花園林道に入っていく。2・2キロで峠。峠の分岐を左折し、狭路のダートを下っていくと花園神社前に出る。ダート4・8キロの花園林道。このように花園神社周辺には何本もの林道が絡み合うように走っている。
花園神社のすぐ近くの「増淵魚園」に行く。ここの釣堀ではニジマスやイワナ、ヤマメが釣れるが、釣り上げた魚を木の香の漂う食堂の方で料理してくれる。ここでは食事だけもできるので、昼食の「イワナの塩焼き定食」を食べて出発。花園神社からは県道27号で福島県に向かった。
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今回のエリア:昭文社ツーリングマップル関東甲信越 84→83