カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

第149回 坂庭入宝坂林道

投稿日:2011年11月10日

2010年 林道日本一周 関東・東北編

ジャングルの中に突入!?

 水戸駅南口の「東横イン」を夜明け前の4時30分に出発。水戸からは国道118号を行く。常陸大宮の「すき家」で朝食。カソリの定番メニューの「納豆定食」(350円)を食べる。ご飯は大盛。「すき家」は良心的なのだが、ご飯を大盛にしても料金は変らない。
 久慈川に沿ってビッグボーイを走らせ、奥久慈へと入っていく。
 夜が明ける。バイクに乗りながら迎える夜明けほど気持ちのいいものはない。
 茨城・福島県境でビッグボーイを停める。そこには「これよりみちのく」の表示。国道118号は久慈川沿いに「みちのく」に入っていく。
 ところで東北に入るルートだが、太平洋の国道6号、日本海の国道7号、それとこの国道118号だけが峠を越えずに入っていく。それ以外のルートはほとんどすべて峠を越えていく。
 国道118号のすぐ東を走る国道349号は関東と東北の境は明神峠だし、旧奥州街道の国道294号も関東と東北の境は明神峠だ。
 国道4号の関東と東北の境は那賀川の支流の黒川だが、福島県に入ると、すぐにゆるやかな名無しの峠を越える。
 国道112号の関東と東北の境は山王峠だし、国道252号の新潟と東北の境も六十里越。その南側を通る国道352号の新潟と東北の境は只見川だが、枝折峠を越えて只見川の源流地帯に下っていく。
 こうしてみると国道118号というのは、ほかには例のない東北へのルートといえる。
 久慈川の川岸にそそりたつ矢祭山の下を走り抜け、6時30分、矢祭に到着。JR水郡線の東舘駅前でビッグボーイを停めた。水戸から73キロだ。
 矢祭を拠点にして東北南部の林道を走る。
 矢祭から国道349号で宝坂峠に向かい、峠の手前の入宝坂から金沢入宝坂林道に入る。入口からダート。すぐに覆いかぶさってくる草木を払いのけながら走るようになる。まるでバイクでジャングルの中に突っ込んでいくようなもの。草木との大格闘がつづき、ダート3・2キロの金沢入宝坂林道を抜け出たときは「助かった!」とほっとした気分。国道118号の金沢に出ると矢祭に戻った。
 矢祭から再度、国道349号を行き、さきほどの金沢入宝坂林道の入口を過ぎたところで国道を左折。1キロほど行ったところでもう一度、左折。さらに1キロほど行ったところが板庭入宝坂林道の入口だ。そこを右折し林道に入っていく。ここも入口からダート。すぐに稜線上へと登っていく。木々が茂っているので展望はよくないが、それでも1ヵ所、久慈川を見下ろす展望ポイントがある。久慈川の谷間を見下ろし、その向こうにゆるく連なる八溝山地の山並みを眺める。
 こうして坂庭入宝坂林道のダート10・0キロを走り切り、県道27号の坂庭に出た。そこから国道118号の塙へ。塙から矢祭に戻った。

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今回のエリア:昭文社ツーリングマップル関東甲信越 66→74→83

水戸→矢祭→塙→矢祭

水戸駅南口の「東横イン」を出発
水戸から国道118号で矢祭へ


常陸大宮の「すき家」で朝食
国道118号で東北に入る


矢祭に到着!
金沢入宝坂林道の入口


ビッグボーイでジャングルに突入!?
板庭入宝坂林道のダートに突入!


板庭入宝坂林道を行く
板庭入宝坂林道の展望ポイントからの眺め


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