カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

ニュージーランド南島ツーリング[6]

投稿日:2012年10月11日

ゴシック建築の建物群

イギリス人移民が築いた町

 クライストチャーチの中心部一帯は地震の影響で立入禁止の「レッドゾーン」になっていたが、その南縁を歩き、オックスフォード通りの南端を横切った。
 クライストチャーチは1800年代の半ばから始まったイギリス人の移民によってつくられた町。その開拓の指導者たちの出身校がオックスフォード大学クライストチャーチ・カレッジだとのことで、「クライストチャーチ」の町名があるという。
 オックスフォード通りを過ぎるとエイボン川を渡る。クライストチャーチの中心街を流れる川にもかかわらず自然豊かな流れで、川面には水鳥が群れている。
 南極探検家スコットの像の前からゴシック建築の建ち並ぶ一角を歩き、カンタベリー博物館の脇からハグレー公園に入っていく。この公園は「ガーデンシティー」と呼ばれるクライストチャーチのシンボル。何とも広い公園でその面積は165ヘクタール。東京の日比谷公園の15倍もの広さだという。
 ハグレー公園のガーデンは昨年の「アイルランド島一周」で見たイングリッシュガーデン、アイリッシュガーデンを思い出させるものだった。これだけの広い公園がクライストチャーチの中心街に隣接してあることに驚かされてしまう。

エイボン川にかかる「追憶の橋」
エイボン川の流れ


洒落たレストラン
ハグレー公園


ハグレー公園のガーデン
ハグレー公園に咲く花


ハグレー公園のバラ園
ハグレー公園の空を突く大木


ハグレー公園内を流れるエイボン川
広い広いハグレー公園


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