カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

ニュージーランド南島ツーリング[16]

投稿日:2012年10月21日

「ペンギン注意!」の標識

世界で一番小さなペンギン

 オアマルの中心街にあるレストランで夕食。オアマルストーンで造られた趣のある建物だ。ここではまずはグラスビールをキューッと飲み干し、メインディッシュの「ラムのすね肉」を食べる。骨つきのやわらかなうまい肉だ。
 夕食を終えると、我々はヨットハーバーの前を通り、「ブルー・ペンギン・コロニー」に向かう。ブルー・ペンギンは体長がわずか3、40センチほどで、世界で一番小さなペンギンとして知られている。「ブルー・ペンギン・コロニー」はその営巣地なのだ。
「ブルー・ペンギン・コロニー」への道には「ペンギン注意!」の標識。その標識のすぐ先では4羽のブルー・ペンギンがヨチヨチ歩きで道を横切った。
 12ドル(約828円)の入園料を払って「ブルー・ペンギン・コロニー」に入る。観覧席に座り、暗くなった海から戻ってくるブルー・ペンギンの群れを見る。全部で87羽のブルー・ペンギンが陸に上がったという。
「ブルー・ペンギン・コロニー」には中国人の団体客が押しかけていた。
 まさに中国人といったところで、
「静かに!」
 と注意されてもどこ吹く風で、大声で話しつづける。
 マナーの悪さで中国人観光客は今、世界中で嫌われているが、その1例をオアマルでも見た。

オアマルのレストランで夕食
まずはビールだ!


ラムのすね肉
オアマルのヨットハーバー


道を横切るブルー・ペンギン
「ブルー・ペンギン・コロニー」


「ブルー・ペンギン・コロニー」のペンギン像
ショップのペンギングッズ


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