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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 west[39]

投稿日:2013年1月7日

四国の南西端

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 土佐清水からは海沿いの国道321号で宿毛へ。絶景ルートで、アドレスを走らせながら、南土佐の海岸美を眺めた。
 竜串海中公園の前を通り、叶崎でアドレスを止めた。叶崎の展望台からは足摺岬を遠望。岬から眺める岬の風景は目に残る。
 大月半島に入ると、半島突端の柏島まで行ってみる。新旧2本の橋でつながっている小島。このあたりが四国の南西端になる。
 柏島は漁業の島でマグロやハマチなどを大規模に養殖している。島に入っても、バイクで走れるような道はない。島の南側は切り立った断崖。その向こうには沖ノ島が横たわっている。漁港にアドレスを停め、集落内の狭い道を歩いた。
 宿毛に着くと九州の佐伯行きのフェリーが出る片島港に行く。「片島」の名前どおり、ここはかつては島だった。フェリー港の隣の桟橋には、沖ノ島、鵜来島に渡る宿毛市営の連絡船「おきのしま」が停泊していた。
 片島の目の前が大島。長さ50メートルほどの短い橋で島に渡る。島一周が5キロほどの「小さな大島」だが、ここには国民宿舎「椰子」がある。島の南側はすばらしくきれいな海。海岸からは右手に三角形のとがった形をした鵜来島、左手にはきらめく海にドーンと横たわった沖ノ島を見る。
 大島の産業といえば漁業。アジなどの干物づくりが盛んにおこなわれている。煮立てたカタクチイワシを干して「いりこ」もつくっている。周辺の海は好漁場なのだ。
「大島一周」を終えると、土佐くろしお鉄道の終着駅、宿毛駅まで行き、駅前レストラン「ゆうゆう」で昼食。「海鮮丼」(880円)を食べた。

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叶崎に到着
叶崎から足摺岬を望む


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叶崎の海岸線
叶崎の灯台


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宿毛湾の眺め
土佐くろしお鉄道の終点、宿毛駅に到着


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駅前レストラン「ゆうゆう」で昼食
「ゆうゆう」の「海鮮丼」を食べる


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