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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 west[49]

投稿日:2013年1月17日

和泉山脈の峠越え

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 対岸に友ヶ島が浮かぶ加太を出発。アドレスV125Gを走らせ、県道7号で大川峠へ。旧道で峠を越えたかったが、残念ながら通行止め。新道の大川トンネルを走り抜け、大川峠を越えた。
 大川峠は和歌山と大阪の府県境を東西に連なる和泉山脈西端の峠。
 国道26号は孝子峠を越えているが、その西側には木ノ本峠、猿坂峠の2つの峠があり、一番西の峠が大川峠になる。海岸のすぐ近くだ。
 和泉山脈は峠越えには絶好のフィールドといっていい。
 孝子峠の東側にはいくつもの峠が連続し、紀見峠から金剛山(1125m)へと山並みがつづいている。
 大川峠を越えると海沿いの道になり、大川の集落を通り、和歌山県から大阪府に入る。その名も「岬町」に入っていく。
 大阪府に入ってすぐの明神崎でアドレスを止めた。明神崎には「魚類供養塔」が建っている。海とともに生きる岬町を象徴しているかのような魚類供養塔だ。
 国道26号に合流し、ローソンでカンコーヒーを飲んでいると、和歌山港のフェリーターミナルに来てくれた「モトファクトリー・アンドウ」の安藤勝弘さんが、今度はカワサキの80ccバイク、KSRに乗ってきてくれた。うれしい再会。
 安藤さんと一緒に国道26号を走る。大阪環状の国道170号との分岐点近くのファミリーマートでアドレスを止め、カンコーヒーで「乾杯!」の儀式をして安藤さんと別れた。「モトファクトリー・アンドウ」は高野山口にあるという。
 安藤さん、またいつの日か、お会いしましょう!

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加太を出発
大川峠の旧道(左)と新道


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大阪府に入る
明神崎の「魚類供養塔」


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安藤さんとの再会
ここで安藤さんと別れた


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