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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 west[109]

投稿日:2013年3月19日

まずは「沖縄そば」

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「フェリーあけぼの」は定刻通り、14時に与論島の与論港を出港。前方に霞んで見えていた沖縄本島は次第にはっきりとした姿になり、どんどん大きくなってくる。甲板の反対側にまわると、伊平屋島と伊是名島が見える。
「フェリーあけぼの」は沖縄本島の国頭村沖を通り、やがて本部半島が見えてくる。伊江島の脇を通り、瀬底島をまわり込み、16時30分、本部港に入港。20分後の16時50分には出港だ。
「フェリーあけぼの」の甲板に立ち尽くし、船上から沖縄本島を見つづける。
 18時、日没。夕日が東シナ海に落ちていく。それとともに残波岬の灯台に灯が入る。
 那覇港到着は18時40分。これも定刻通りだ。アドレスに乗って下船すると、「フェリーあけぼの」の前で記念撮影。沖縄に上陸した感動が体に伝わってくる。
「さー、沖縄一周の開始だ!」
 沖縄本島を走り始める。
 まずは「沖縄そば」。
 沖縄そば専門の店「西町」を見つけると、さっそく「沖縄そば」を食べた。沖縄そばの第1食目は「三枚肉そば」(450円)だ。三枚肉とカマボコがのっている。沖縄そばも三枚肉も汁も十分にうまかった。
「沖縄そば」に大満足し、モノレールの那覇美栄橋駅前の「東横イン」に泊まった。
 このモノレールというのは「那覇都市モノレール線」のことで、那覇空港駅と首里駅の13キロを結んでいる。愛称は「ゆいレール」。「ゆい」は相互扶助の「結」からきている。首里駅からさらに西原方向へと延伸が計画されている沖縄の期待の星だ。

第20日目:奄美大島・名瀬→那覇
2008年10月20日
走行距離:0キロ(合計4,994キロ)
費用:
フェリーあけぼの 13,000円
新聞 70円
朝食 920円
昼食 960円
夕食 450円
宿泊(朝食つき) 5,460円
合計 20,860円
総計 251,997円


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与論港を出港
沖縄本島が見える


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伊江島
瀬底島


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東シナ海に落ちる夕日
那覇港に到着


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沖縄そばの「西町」
「三枚肉そば」を食べる


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