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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 west[118]

投稿日:2013年3月28日

次は伊是名島一周

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 運天港に戻ると、すぐさま伊是名島行きのフェリーの窓口に急行し、伊是名島への往復券を買う。人は3350円、アドレスは4300円で、合計7650円になる。
 アドレスの方が高いのは、原付料金ではなく、2輪料金だからだ。アドレスV125Gは125ccのスクーター。ということで原付になるのだが…。
 窓口で「伊平屋島へのフェリーでは原付料金だったのですが」というと、「ウチでは原付は50ccのみ。それ以上はすべて2輪料金ですよ」といわれた。
「伊是名は伊是名、伊平屋は伊平屋」といわんばかりの口調だ。
 伊平屋島と伊是名島はともに1島1村で、伊平屋島は伊平屋村、伊是名島は伊是名村になっている。この原付料金ひとつを見ても、伊平屋村と伊是名村はあんまり仲がよくないようだ。
 伊平屋村と伊是名村の仲はさておいて、乗船券を手にすると、すぐさま伊是名島行きの「フェリーニューいぜな」に乗り込む。すぐに出港。甲板に上がり、古宇利大橋と古宇利島を眺める。夏のような強い日差しが照りつけている。
「フェリーニューいぜな」は10時30分に運天港を出港し、11時25分に伊是名港の仲田港に入港した。55分の船旅。船が仲田港を出港するのは13時30分。それまでの2時間を使って伊是名島を一周し、運天港に戻るのだ。
「さー、行くぞ、アドレスよ!」
 反時計回りでの「伊是名島一周」開始。伊是名島は平坦な島だ。島全体がサトウキビ畑のようで製糖工場もある。サトウキビ畑の中を貫く2車線の快走路を走り、島北端の内花へ。内花橋公園でアドレスを止め、髑髏城のような趣の展望台に登る。そこからはサトウキビの島、伊是名島を一望。海の方に目を向けると、伊是名島と野甫島、具志川島の3島がよく見えた。
 内花からは島の西側を南下。アドレスを走らせながらきれいな海を見る。まさに「ちゅら海」。そして島の西側の港、勢理客漁港でアドレスを止めた。きれいな海だ。

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「フェリーニューいぜな」に乗船
古宇利大橋の脇を通っていく


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伊是名島が近づいてくる
伊是名島の仲田港に到着


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伊是名島に上陸
「伊是名島一周」開始!


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サトウキビ畑の中を行く
内花橋公園の展望塔


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展望塔から眺める伊是名島
伊平屋島、野甫島、具志川島を見る


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伊是名島のきれいな海
勢理客漁港で


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