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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 west[125]

投稿日:2013年4月4日

沖縄本島最南端

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 奥武島から国道331号に戻ると、沖縄本島最南端の喜安武岬へ。
 具志頭の交差点で国道507号が分岐する。
「507」は日本国道の最終のルートナンバー。ということで終点の那覇の明治橋までアドレスを走らせた。東風平を通り、国道506号と交差し、つづいて国道329号と交差し、最後は国道330号に合流して明治橋に到着。具志頭の交差点から明治橋までは15キロほどだ。
 この日、2度目の明治橋で折り返し、具志頭の交差点に戻った。なお国道507号はここからは国道331号との重複区間になり、糸満までつづく。全長26・5キロの国道507号は、糸満が起点で那覇が終点になる。
 国道331号で糸満市に入ったところで、沖縄本島南部の戦跡めぐりをする。
 まずは平和祈念公園へ。「沖縄平和祈念資料館」(入館料300円)を見学。ここでは数多くの沖縄戦の証言に胸を打たれた。
 次のひめゆりの塔では「ひめゆり平和祈念資料館」(入館料300円)を見学。沖縄戦で亡くなった219名の少女たちの写真の前で、多くの人たちが涙を流していた。
 戦跡をめぐったあとで、沖縄本島最南端の喜屋武岬に立った。
 岬の突端には「平和の塔」が、沖縄の青い海をバックに建っている。
 沖縄人はよく「辺戸岬から喜屋武岬まで」といういい方をする。最北端から最南端までの沖縄本島全土を意味するが、海岸線はさらに南につづいている。喜屋武岬の展望台からは、ほんとうの沖縄本島最南端の岬、荒崎へとつづく岩場を望んだ。

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国道507号を行く
沖縄南部のサトウキビ畑


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沖縄南部の電照菊園
喜屋武岬の灯台


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喜屋武岬の「平和の塔」
喜屋武岬から荒崎を見る


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