アドレス日本一周 west[127]
投稿日:2013年4月7日
那覇探訪
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10月24日。朝食の「おにぎり&味噌汁」を食べ、モノレールの美栄橋駅前の「東横イン」を出発。「那覇探訪」の開始だ。
スズキの125ccスクーター、アドレスV125Gを走らせ、まずは泊港に行く。
泊港からは久米島、渡嘉敷島、座間味島、粟国島行きのフェリーが出ているが、この時間だと、接岸している4隻のフェリーを見ることができる。今回はこれら4島に行く予定はないが、沖縄の離島へと夢が誘われる。
次に「沖縄の十字路」の明治橋へ。今回の「沖縄一周」では何度、来たことか。
明治橋からは国道331号経由で国道506号に入ろうとしたが、この国道506号は自動車専用道路で残念ながら125ccのアドレスでは走れなかった。
明治橋に戻ると、国道330号で「那覇市→沖縄市」間の20キロあまりを往復する。
このルートはすごい。何がすごいかというと、那覇市を出ると浦添市、宜野湾市、沖縄市と市街地が、途切れることなく連続するからだ。
ちょうど国道1号で東京から多摩川を渡って川崎、横浜を通り抜けるまで、もしくは国道2号で大阪から淀川を渡って尼崎、神戸を通り抜けるまでの、やはり市街地が連続する風景に似ている。
再度、明治橋に戻ると、那覇のメインストリートの国際通りを走り牧志へ。
国際通りからわずかに入ったところにある牧志公設市場を歩く。那覇の台所のような市場だ。そこは日本というよりも、タイのバンコクやインドネシアのジャカルタなど、東南アジアの市場そっくりの世界。ずらりと並んだトロピカルフルーツの甘い香りに頭がクラクラッとする。
市場内でさっそく亜熱帯の果物のドラゴンフルーツ(1個150円)を食べてみる。
2つに切ってもらうと、中は白身で、その中にゴマ状のツブツブがある。さっぱりとしたナシに似た味。赤身のドラゴンフルーツもあるという。
魚売り場では本土では見られないような原色の色鮮やかな魚が所狭しと並んでいる。その中でも、ミーバイが一番の高級魚だという。野菜売り場ではタロイモの一種、水田で栽培されるターム(田芋)、乾物売り場では、乾燥させて棒状になった海ヘビのイラブーが目についた。
圧巻はなんといっても肉売り場だ。肉といっても豚肉である。売場には豚の頭が飾られている。顔皮のチラガーや耳皮のミミガーが沖縄らしい。豚足が山積みにされ、塩漬けにされた三枚肉が無造作に並んでいる。内臓もごく当たり前の顔をして店先に並んでいる。沖縄人が豚肉をいかによく食べるかが、一目でわかる牧志公設市場の肉売り場だ。
牧志の公設市場を歩き終えたところで昼食にする。人気の沖縄そばの店「けんぱーのすばやー」で「三枚肉そば」(450円)を食べた。