カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 west[130]

投稿日:2013年4月10日

幸せの世

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 与勝半島突端のカンナ崎から屋慶名港に戻ると、次に海中道路で平安座島に渡った。海中道路は見違えるような、すごくいい道に変わっていた。
 この海中道路というのは、平安座島の石油基地のためにつくられた全長4700メートルの海中道路で、その間には全長280メートルの平安座海中大橋がかかっている。
 平安座海中大橋の手前で、与勝半島に落ちていく大きな夕日を見た。すばらしくきれいな夕日だった。
 平安座島からはさらに宮城島、伊計島へと橋でつながっているが、もうひとの島、浜比嘉島にも橋がかかっている。
 宮城島、伊計島はあとまわしにし、まずは全長1430メートルの浜比嘉大橋を渡って浜比嘉島に入った。
 この島には浜と比嘉の2つの集落があるので「浜比嘉」の島名がついている。浜も比嘉もともに古い沖縄の姿を今にとどめるような、そんな集落のたたずまいをしている。
 比嘉の民宿「ゆがふの郷」に泊まった。「ゆがふ」には「幸せの世」といった意味があるそうだ。夕食にはタマンの焼き魚が一匹まるごとドンと出た。「魚大好き」のカソリにとってはたまらない夕食だ。

第24日目:那覇→浜比嘉島
2008年10月24日
走行距離:115キロ(合計5,683キロ)
費用:
ドラゴンフルーツ 150円
昼食 450円
首里城 800円
首里城のお茶 300円
玉陵 300円
識名園 400円
中乃湯 350円
宿泊(1泊2食) 4,500円
合計 7,250円
総計 304,908円


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海中道路で平安座島へ
与勝半島に落ちる夕日


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浜比嘉大橋で浜比嘉島に渡る
タマンの焼き魚


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