カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 west[153]

投稿日:2013年5月7日

「関アジ」か「関サバ」を

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 九州最東端の鶴御崎から梶寄漁港に戻ると、半島北側の県道604号を行く。海を見ながら走り、国道388号に合流。そして佐伯へ。JR日豊本線の佐伯駅前でアドレスを止めた。
 小休止したあと、海沿いの国道217号を北上する。
 佐賀関に急いだ。佐賀関半島突端の関崎には日の暮れる前には着きたかった。
 しかし夕日はすでに佐伯湾を赤々と染めている。津久見、臼杵と通り過ぎる頃には残念ながら日が暮れてしまった。すっかり暗くなった佐賀関に着くと、何も見えない関崎まで行き、また佐賀関に戻るのだった。
 佐賀関からは国道197号で大分へ。その途中にある「関の亭」で夕食にする。ここでは何としても「関アジ」か「関サバ」を食べたかったので、「関あじ定食」(2625円)を頼んだ。関アジの刺身にアラ煮、小鉢がついている。アジの刺身にはすごい弾力があり、「おー、これがアジかよ!」と驚かさるほどだった。
 関アジに満足し、大分の市内に入っていく。
 大分の駅前でアドレスを止めたが、ここでは「日本一周」の女性ライダー、はるさんとのうれしい出会い。はるさんと一緒に「カフェBGM」に行き、バナナクレープを食べ、紅茶を飲みながら「日本一周談義」で盛り上がった。
 はるさんはほんとうにすごいのだが、1450ccのハーレーダビッドソンFXDXを走らせ、1年近い「日本一周」を成しとげた。そんなはるさんには芋焼酎の「赤霧島」、「黒豚入りあらびきソーセージ」、「デカうまソーセージ」、「しそピーナツ」、「つぼらなカボス」、「リポビタンD」と、たいそうな差し入れをもらった。
 はるさんと別れると大分駅前に戻り、「東横イン」に泊まった。さっそく真夜中の宴会開始。はるさんの差し入れをつまみに「赤霧島」を空にするまで飲みつづけた。忘れられない大分の夜になった。

第32日目:川南→大分
2008年11月1日
走行距離:301キロ(合計7,013キロ)
費用:
ソフトクリーム 300円
ガソリン 540円
昼食 1,500円
ガソリン 666円
夕食 2,625円
紅茶&バナナクレープ 1,000円
宿泊(朝食つき) 5,985円
合計 12,616円
総計 395,573円


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梶寄漁港に戻る
佐伯駅前に到着


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「関の亭」での夕食
関アジの刺身に大満足


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「カフェBGM」の紅茶&バナナクレープ
はるさんからの差し入れ


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