アドレス日本一周 west［173］

投稿日：2013年5月31日

大陸と結びつく町

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　城崎温泉を出発。円山川に沿って走り、豊岡へ。ここは京極氏の城下町。コウノトリの生息地としてよく知られているが、「コウノトリ保護増殖センター」は円山川の対岸にある。
　豊岡からは国道312号で日高へ。国道沿いのラーメン店「とんちんかん」で昼食。「とんこつラーメン」（700円）を食べた。
　日高からは国道482号に入り、「植村直己冒険館」に行く。残念ながら休館日で見学できず、来た道を引き返し、豊岡に戻った。
　豊岡からは国道178号で円山川を渡り、河梨峠を越えて京都府に入る。峠を下ると久美浜湾。まるで湖のように波ひつない。久美浜湾を過ぎたところで、久美浜温泉「湯元館」の湯に入っていく。広い露天風呂には気分よく入れる。
　久美浜温泉の湯から上がると網野を通り、間人へ。これで「たいざ」と読む。日本の難解地名だ。地名の由来には諸説あるが、大陸との結びつきの強いところなので外来語の可能性も十分にある。ここでは大陸に向けて死者を埋葬する風習が残っている。
　間人ではアドレスを止めて城島に渡った。歩いて渡れる児島。島全体が城島公園になっている。小さなこの島には三嶋神社と水天宮がまつられている。島のてっぺんには大きな弁天の石像が建っている。城島は間人漁港を護るような島。城島周辺の岩場には大勢の釣人たちが来ていた。磯釣りには絶好のポイントで、ここは関西圏でもよく知られた釣り場なのだという。
　間人の町並みを走り抜け、日本海に沿って走る。丹後松島の海岸美を眺め、近畿埼北の経ヶ岬に向かった。