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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 east[14]

投稿日:2013年7月31日

外川千軒大繁盛

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2008年11月23日

 名洗海岸の砂浜で屏風ヶ浦の断崖を見たあと、銚子半島南端の外川へ。銚子電鉄(銚子電気鉄道)の終点、外川駅前でアドレスを止める。ちょうど銚子駅発の2両編成の赤い電車がやってきた。銚子駅から外川駅までは20分ほどだ。
 外川は江戸時代、イワシ漁でおおいに栄え、「外川千軒大繁盛」といわれたほど。明治以降になると、沿岸でのイワシ漁は衰えた。
 外川駅から古い町並みを走り抜け、外川漁港へ。岸壁にはズラリと並んで漁船が停泊している。外川漁港を守るように名勝の「千騎ヶ岩」がある。ここはかつては海鵜の越冬地として知られていた。毎年11月頃になると、数百羽の海鵜が飛来したという。
 外川漁港からは海沿いの道を行き、銚子半島最南の長崎へ。小さな長崎漁港にアドレスを停め、最南端の長崎鼻まで歩いた。そこには白い灯台が立っている。
 灯台の先の岩場が尽きるところまで歩き、太平洋の大海原を見渡した。

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銚子電鉄終点の外川駅
銚子駅発の電車が到着


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外川漁港
外川漁港の千騎ヶ岩


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長崎漁港
長崎漁港で見た蛸壺


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長崎鼻の灯台
長崎鼻の突端


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