アドレス日本一周 east[17]
投稿日:2013年8月4日
夕日が常陸の野に落ちていく
銚子を出発。国道124号の銚子大橋を渡り、千葉県から茨城県に入っていく。
利根川大橋を渡りきったところで、利根川対岸の銚子の町並みを見た。さらに利根川の河口まで行くと、海沿いの道を走り、海を見た。このあたりの海はは太平洋でも鹿島灘になる。長い砂浜が延々とつづいている。
国道124号に戻り、鹿島に着くと、常陸国の一宮、鹿島神宮へ。石造りの大鳥居をくぐり境内に入る。目の前には堂々とした楼門。それをくぐり抜け拝殿で参拝した。七五三参りの家族連れが目立った。
鹿島神宮からは広大な神宮林に沿って走る。アドレスを止めてちょっと中に入ってみると、そこはジャングルを思わせるような自然林。鹿島神宮に守られた神宮林は茨城県でも一番の自然を残している。
鹿島神宮の神宮林が尽きたところにWカップの舞台にもなった「カシマスタジアム」がある。Jリーグの鹿島アントラーズの本拠地。ぼくはアントラーズのファンでもないのに、このときばかりはスタジアムに向かって「ガンバレ、アントラーズ!」と叫んでやった。アントラーズの強さの秘密は鹿島神宮に守られているからなのか?
鹿島神宮があるのは「鹿島市」ではなく「鹿嶋市」になる。鹿島町が合併して市になるとき、すでに佐賀県に鹿島市があった。同じ市名にはできないので、苦肉の策で鹿嶋市になった。「鹿嶋」の市名も50年か100年のすれば慣れることだろう。
「カシマスタジアム」前からは国道51号を行く。夕日が常陸の野に落ちていく。
苫小牧へのフェリーの出る夜の大洗港に寄り、大洗から国道50号で水戸へ。
水戸からは国道6号を北上。猛烈な眠気に襲われ、コンビニで「眠眠打破」ではなくて「強強打破」(395円)を買って飲んだ。
国道6号の日立、高萩と通り、北茨城では五浦温泉「天心乃湯」(入浴料500円)に入った。湯から上がると大広間で夕食。北茨城名物の「あんこう鍋」(2000円)を食べた。ゼラチン状のアンコウ特有の食感がたまらない。最初はご飯で食べた。最後にうどんを鍋に入れ、「あんこうの煮込みうどん」にした。これが絶品。「ご飯&うどん」は300円だった。
「天心の湯」を出ると関東最北の漁港、平潟漁港へ。ここは日本有数のアンコウの水揚げ港として知られている。
平潟漁港を後にし、国道6号で福島県のいわき市に入る。
すぐに国道を右折し、鵜ノ子岬へ。勿来漁港の岸壁にアドレスを止め、東北太平洋岸最南の鵜ノ子岬を見る。海に落ちる岩山の裏側は、関東側の平潟漁港になる。
勿来からは国道6号のナイトランでいわき市の中心の平へ。JRいわき駅前の「東横イン」に泊まった。
2008年11月23日 走行距離:327キロ(合計1,151キロ) |
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費用: | |
月の沙漠記念館 | 400円 |
昼食(片貝) | 1,150円 |
ガソリン | 454円 |
犬吠埼灯台 | 200円 |
昼食(銚子) | 780円 |
強強打破 | 395円 |
天心乃湯 | 500円 |
夕食 | 2,300円 |
宿泊(朝食付) | 5,880円 |
合計 | 12,059円 |
総計 | 29,305円 |