アドレス日本一周 east[29]
投稿日:2013年8月17日
吸い込まれそうな青い海
唐桑半島の名勝、巨釜・半造を後にし、国道45号に出、宮城県から岩手県に入った。
気仙川にかかる気仙大橋を渡ると陸前高田。道の駅「高田松原」でひと休み。ここは人気の道の駅だ。
そのあと高田松原を歩いた。
広田湾の海岸沿いには約7万本の松。江戸時代に植えられたもので、三保の松原(静岡)、気比の松原(福井)、唐津の虹の松原の「日本三大松原」に次ぐような松原になっている。
陸前高田からは県道38号で広田半島に入り、最南端の広田崎に立った。
10万羽のウミネコの生息地として知られる椿島が見える。その手前の青松島はクロマツやトラベ、タブノキなどの暖地性の常緑樹のおい茂る緑の島。とくにトベラの群生地としては日本の北限といわれている。
次に広田半島最東端の黒崎へ。岬入口の黒崎神社に参拝し、遊歩道を歩いて岬の突端へ。ここは「黒崎仙峡」で知られているが、V字の大岩の割れ目がすごい。
陸前高田市の2つの岬をめぐったあと、JR大船渡線の踏切を渡り、大船渡市の末崎半島に入っていく。そして半島最南端の碁石岬へ。駐車場にアドレスを停め、松林の中を歩き、灯台の前に出る。その先の展望台に立つと、三陸の青い海越しに広田半島がよく見える。吸い込まれそうになるほどの海の青さだ。
碁石岬からは県道38号→国道45号で大船渡の町に入っていった。