カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 east[36]

投稿日:2013年8月25日

北緯40度線のシンボルタワー

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2008年11月26日

 北山崎を後にし、県道44号で田野畑村から普代村に入った。
 三陸海岸の岬めぐりの最後は北緯40度線の黒崎。ここには地球儀型をした北緯40度線のシンボルタワーが立っている。地球儀には北緯40度線が引かれている。
 その線上にはアメリカのサクラメント、ソルトレークシティー、デンバー、フィラデルフィア、ヨーロッパのリスボン、マドリッド、ナポリ、アジアのアンカラ、バクー、サマルカンド、敦煌、北京、ピョンヤン。それにつづいて大きな字で書かれた「普代村」がある。これら北緯40度線上の世界の町々のうち、まだぼくが行ってないのはカスピ海沿岸のバクーと北朝鮮のピョンヤンだけだ。
「うーん、(バクーとピョンヤンには)行ってみたい!」と、思わず声を上げてしまうカソリだった。
 北緯40度線のシンボルタワーの前にはカリヨンの鐘がある。澄んだ鐘の音。高さ140メートルの断崖の突端には灯台。展望台もあるが、残念ながらここからの眺めはあまりよくない。
 黒崎から海岸に下り、普代漁港の岸壁でアドレスを停めた。
 漁港をとりまく巨大な防潮堤はすごい。まるで「大津波よ、来るなら来てみろ!」と挑戦しているかのようだ。漁港への出入り口の水門もぶ厚いものだ。
 階段で巨大防潮堤の上に上がり、集落を見下ろした。
 普代漁港からは国道45号沿いに延びる普代の町に入っていった。

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黒崎のシンボルタワー
黒崎のカリヨンの鐘


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黒崎の灯台
黒崎からの眺め


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普代漁港
普代漁港の巨大な水門


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普代漁港の巨大な防潮堤
普代の町並み


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