アドレス日本一周 east[42]
投稿日:2013年8月31日
冬の気配
本州最北端の大間崎から大間の町に入っていく。アドレスを走らせて町並みを抜け出ると、国道279号を横切り、本州最北の温泉、大間温泉「海峡保養センター」に到着。ここはなつかしの湯。我が1000湯達成の温泉なのだ。
大浴場の無色透明無味無臭の湯に入る。湯から上がるとレストランで大間産の「まぐろ丼」(1500円)を食べた。レストランのテレビではNHKのニュースを放送していたが、それは青森放送局からではなく、北海道からのニュースだった。
大間温泉「海峡保養センター」を出発。国道279号の交差点に戻ると、左折し、国道279号で函館行きのフェリーの出る大間港まで行く。
国道279号は大間港で途切れるのではなく、さらに国道フェリーで函館につながっている。この国道の起点は函館で、大間から大畑、むつ、横浜を通り、野辺地が終点になっている。
大間から国道338号を南下。原子力発電所の建設現場前を通り、佐井村に入る。
下北半島の名所、仏ヶ浦への観光船の出る佐井港でアドレスを止める。ここでは「津軽海峡文化館アルサス」に展示されている箭根森八幡宮の豪華絢爛の山車を見る。
佐井からは海沿いの国道338号を南下。海に落ち込む大岩の願掛岩を見、長後、福浦の漁港を通り、仏ヶ浦の展望台に出る。そこから仏ヶ浦の岩山の仏像群を見下ろす。長い年月の波浪によって削り取られてできた自然の造形美には思わず感動してしまう。
牛滝漁港を過ぎると、一気に山上に駆け登り、名無し峠に到達。国道338号はここで右折し、海峡ラインとなって脇野沢に下っていくのだが、すでに冬期閉鎖で通行止め。峠からは直進の県道253号で川内ダムへと下る。そして県道46号に合流すると川内川に沿って走り、陸奥湾の川内の町で国道338号に出た。