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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 east[47]

投稿日:2013年9月5日

津軽海峡の東口

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2008年11月28日

 立待岬を出発。函館からは国道278号で亀田半島の海岸線を行く。湯ノ川温泉を通り、函館の市街地を抜け出たところで汐首岬を通過。ここは本州に一番近い岬で、下北半島の大間崎までは17キロでしかない。
 やがて前方に恵山が見えてくる。亀田半島の東端にそびえる恵山は標高618メートル。ツンと尖った特徴のある山だ。二重式の活火山で、白い噴煙をたなびかせている。
 函館から恵山までは国道278号で行った。国道から分岐する海沿いの道は御崎漁港で行き止まりになるが、その間では恵山温泉「恵山温泉旅館」(入浴料300円)の湯と、御崎海浜温泉「浜の湯」(入浴料200円)の2湯に入った。
 このあと国道278号経由で恵山の北側にまわりこみ、椴法華漁港から行き止まり地点まで行く。そこに恵山岬の灯台がある。灯台前の「灯台博物館」を見学。初代恵山岬の灯台の4分の1の模型が展示されている。
 恵山岬は津軽海峡の東口に位置している。海岸段丘の台地上に立つ高さ19メートルの白い灯台は、津軽海峡を航行する船舶、室蘭港に出入りする船舶の重要な目印だ。
 恵山岬の灯台から海岸に下ったところには、水無海浜温泉の露天風呂がある。混浴の無料湯。おおいに期待してやって来たのだが、残念ながら満潮で湯船は波間に沈み、入れなかった。

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恵山温泉「恵山温泉旅館」の湯
御崎海浜温泉「浜の湯」


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恵山岬の灯台
恵山岬のモニュメント


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恵山岬の断崖
満潮で波間に沈んだ水無海浜温泉


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