カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 east[59]

投稿日:2013年9月18日

北海道の三大市場

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2008年12月1日

 国道38号で釧路市内に入ると、JR釧路駅まで行き、駅の南側にある和商市場でアドレスを止める。ここは函館の朝市、札幌の二条市場と並ぶ「北海道の三大市場」だ。
 和商市場を歩く。大きなホッケの開きが1枚250円とは安い。輸入物ではない北海道産の新物のシシャモも並んでいる。干し魚やカマ、ニシンの糠漬け、数の子なども見られる。
 さすがというか、鮭売り場が壮観だ。1本が5000円から6000円ぐらい。「時しらず」とか「秋味」、「紅ざけ」と表示されている。
「時しらず」は「時鮭」のことで、夏に釧路沖で獲れたサケ。産卵前のサケなので、まだたっぷりと栄養分と脂肪分を蓄えている。「秋味」は「秋アジ」のことで、秋になって川に産卵に戻ってきたサケ。スジコやイクラは秋アジから取る。地元の人たちは身を食べるのなら時アジ、イクラを食べるのなら秋アジといっている。
 市場内をひととおり見てまわったところで、和商市場の名物、「勝手丼」の店に行く。「勝手丼」は自分好みのネタを買って、それを丼飯の上にのせて食べる「海鮮丼」のこと。店先には20種以上ものネタが並んでいる。その中からサケ、ヒラメ、マグロ、イカ、ズワイガニ、ホタテ、ツブ、イクラの8種を買って自分勝手の「海鮮丼」(1250円)にして食べた。もう大満足だ。

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JR釧路駅前に到着
和商市場を歩く


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ホッケの開きが1枚250円!
北海の魚介類が並ぶ


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サケの売り場
時ザケ、秋アジ、紅ザケ


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「勝手丼」の店
これがカソリの「勝手丼」


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