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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 east[111]

投稿日:2013年11月19日

日本一の温泉と灯台

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2008年12月10日

 寿都町の弁慶岬を出発。日本海沿いの国道229号を行く。島牧村に入り、道の駅「よってけ島牧」でバニラのソフトクリームを食べた。冷え切った体をさらに中から冷やしてしまった。ヒェー。
 茂津多海岸を行く。ここでは茂津多海岸温泉(入浴料500円)に入り、今度は体全体を一瞬にしてあたためた。
 この茂津多海岸温泉には何度か入り、泊まったこともあるが、最近になって日本でも一番といっていい高濃度のラジウム泉であることがわかった。
 日本の「三大ラジウム泉」というと、栃尾又温泉(新潟)、増冨温泉(山梨)、三朝温泉(鳥取)の3湯だが、茂津多海岸温泉はそれ以上の高濃度のラジウム泉だという。
 放射能泉は万病に効くといわれる人気の温泉で、放射能泉で湯治をする人は多い。茂津多海岸温泉は高濃度のラジウム泉であることがわかってからというもの、入浴客はかなり増えたという。そのおかげだろう、一軒宿の温泉宿は建て替えられて新しくなっていた。
 茂津多海岸温泉を過ぎると、「西蝦夷三険岬」のひとつとして知られている茂津多岬に向かっていく。狩場山(1520m)を主峰とする狩場山地が海に落ち込むその先端が茂津多岬だ。
 白糸トンネル(1806m)、兜岩トンネル(1371m)、狩場トンネル(1648m)と長大なトンネルを抜けていく。狩場トンネルと茂津多トンネル(1974m)の間に駐車スペースがあり、そこに「茂津多岬」の碑が建っている。
 茂津多トンネルを抜け出たところで国道229号を右折。山道を登り、断崖上の茂津多岬灯台まで行く。この灯台は海面からの高さが290メートルで、日本一高い灯台になっている。

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茂津多海岸を行く
茂津多海岸温泉に入る


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茂津多岬を望む
茂津多岬突端の岩場


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「茂津多岬」の碑
茂津多トンネルを抜け出たところ見る茂津多岬


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