カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 east[124]

投稿日:2013年12月11日

寒風のシーサイドライン

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2008年12月13日

 国道339号の冬期閉鎖地点で折り返し、小泊漁港へ。ここはイカ漁の盛んな漁港。小泊漁港からひと山越えて、下前漁港へ。漁港の周辺では大勢の人たちが籠網を海に投げ入れて魚をとっている。ハタハタの大群が押し寄せてきたとのこと。大豊漁だ。
 下前漁港から日本海屈指の名岬、権現崎へ。自動車道は崩落で通行止め。その地点にアドレスを止め、岬の突端まで山道を歩いていく。きつい登りがつづく。ヒーヒーハーハー、肩で息をしながら登り、ついに標高217メートルの権現崎の山上に到達。0メートル地点から登るのだから大変だ。
 権現崎の山上には尾崎神社がまつられている。展望台から岬の断崖を見下ろすと、はるか下の方に白い灯台が見える。
 権現崎を下り、下前漁港に戻る。
 下前漁港からは冷たい風を切って絶景のシーサイドラインを走り、国道339号に合流。合流地点にある「おさかな海岸」で昼食にする。ここでは獲れたての魚介類を売っているが、食事もできるのだ。
「おさかな海岸定食」(1000円)を食べた。
 メバル、ヒラメ、ホタテ、イカの刺身がうまい。とくに脂ののったメバルがうまかった。刺身の盛り合わせにイカの煮つけ、イカの塩辛、モズクなどがついた定食だ。

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小泊漁港
権現崎を望む


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ハタハタの大群が押し寄せてきた!
下前漁港


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権現崎の尾崎神社
権現崎突端の岩礁


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権現崎の灯台を見下ろす
「おさかな海岸定食」


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「おさかな海岸定食」の刺身


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