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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 east[139]

投稿日:2013年12月27日

思い立ったが吉日

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2008年12月16日

 酒田では日和山公園から海岸まで行き、日本海に浮かぶ飛島を見た。平べったい形をした飛島。その姿を目に焼き付けて、最上川河口の酒田港に戻った。
 昨日は秋田・山形県境の三崎から、今日は酒田の海岸から見た飛島に、急に行きたくなった。思い立ったが吉日で、すぐさま飛島航路のターミナルへ。飛島行きの船は9時30分発。まだ出ていない。この季節は1日1便なので、すごくラッキーだ。
 さっそくターミナルビルの窓口で切符を買う。人は往復で4080円。アドレスは往復で1140円。アドレスの料金が安いので助かった。
 飛島の勝浦港行きの「ニューとびしま」に乗船するとまもなく出港。船は最上川河口の酒田港を出ていく。海越しの鳥海山が大きく見えている。
 船内はガラガラ。
 窓ガラスに顔をつけるようにして鳥海山を見つづける。波はそれほど荒くない。冬のこの季節としては穏やかな海。そんな日本海越しの鳥海山は次第に遠くなり、小さくなっていく。

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最上川河口の酒田港
飛島航路のターミナル


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「ニューとびしま」に乗船
「ニューとびしま」は酒田港を出ていく


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日本海越しに見る鳥海山
遠ざかっていく鳥海山


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