カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本一周 east[150]

投稿日:2014年1月11日

バイク人生の原点

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2008年12月17日

 佐渡最北端の弾崎に到着。両津港から100キロほどだ。ここまでが長手岬からつづいた外海府になる。それにしても外海府は見所が多かった。
 弾崎には白い灯台が建っている。「喜びも悲しみも幾歳月」の灯台守の夫婦像も建っている。なつかしい「喜びも悲しみも幾歳月」だ。
 ぼくが初めてバイクに乗ったのは10歳の時。ホンダのカブで東京の町中を走った。ヒューッと流れていく東京の町並みには大感動。それがカソリのバイク人生の原点になっている。その頃、大ヒットしたのが「喜びも悲しみも幾歳月」の映画。両親に連れられて映画館で観た記憶がある。こうして弾崎にその像が建っているということは、この弾埼灯台も映画の舞台になったのだろう。
 その頃、「喜びも悲しみも幾歳月」の主題歌も大ヒットした。ラジオをかけるとその歌が聞こえてきた。

  俺ら岬の 灯台守は
  妻と二人で 沖行く船の
  無事を祈って 灯をかざす
  灯をかざす

  星を数えて 波の音きいて
  共に過した 幾歳月の
  よろこび悲しみ 目に浮かぶ
  目に浮かぶ

「喜びも悲しみも幾歳月」の主題歌は当時、子供たちも口ずさんだが、その歌碑も灯台守の夫婦像と一緒に建っている。

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佐渡最北端の弾崎に到着
弾崎の灯台


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「喜びも悲しみも幾歳月」の像
「喜びも悲しみも幾歳月」の歌碑


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