アドレス日本一周 east［163］

投稿日：2014年1月24日

手づくりのマスコット

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2008年12月20日

　12月20日。昨夜の宴会は3時近くまでつづき、しこたま飲んだが、二日酔いすることもなく6時には起きた。朝湯に入り、7時に朝食。塩ジャケ、温泉卵、煮物をおかずにいつものように3杯飯を食べた。
　食後はみなさんと前夜の宴のつづきのような感じで話が盛り上がった。
　うれしかったのは信州美人のルビーさんに、
「カソリさん、残りの日本一周、気をつけてまわってくださいね」
　といわれて、手づくりの「ルビタン･マスコット」を手渡されたことだ。
　9時、出発。みなさん、それぞれの方向に向かっていく。
　地元･信州組のＫＹＹさんには「県境まで一緒に行きましょう！」といわれ、ＫＹＹさんのスズキＤＪＥＢＥＬ250ＸＣと一緒に走った。
　上田から国道18号で小諸へ。天気は快晴でうっすらと雪をかぶった浅間山がよく見える。小諸からは国道141号を南下。佐久を通り、野辺山高原へ。八ヶ岳が目の前だ。ＪＲ小海線のＪＲ最高地点碑の前で止まり、ここでＫＹＹさんと別れた。抜けるような青空を背にした八ヶ岳の雪の白さが際立っていた。
　長野県から山梨県に入る。
　アドレスで切る風は冷たい。
　清里から韮崎へと際限のないような感じで下っていく。
　韮崎からは国道20号で東京へ。
　12時、甲府着。
　甲府からは笹子峠を越え、大月を通り、上野原で昼食。「セブンイレブン」の「ソース焼きそば」（398円）を食べた。
　山梨県から神奈川県に入り、大垂水峠を越えて東京都に入った。
　八王子を過ぎたあたりでは、路肩にバイクを止めたライダーに手を振られた。な、なんと斎藤さんではないか。「パタゴン」こと斎藤さんとはこの年（2008年）、「南米･アンデス縦断」を一緒に走っている。斎藤さんは「きっと（カソリさんは）ここを通る」とふんでずっと待ってくれていたのだ。そんな斎藤さんの先導で国道20号（甲州街道）を走り、16時30分、日本橋に到着した。
　日本橋には昨夜の「秋和鉱泉旅館」での忘年会に参加したいまさんやマダム、エイスケさん、さらには坂口さんや若林さんが出迎えてくれた。
　さー、これで「日本一周･東日本編」も、残すのは「関東一周」だけになった。
　みなさんと別れ、暗くなった大都市･東京の町並みを走り抜け、国道246号で伊勢原の自宅に戻った。