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生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本巡礼[093]

投稿日:2014年7月25日

同じ境内に隣り合う寺

四国八十八ヵ所めぐり 2009年4月26日
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山裾の溜池

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第67番大興寺への道

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大興寺の山門

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大興寺のカヤの古木

 第66番の雲辺寺を下り、第67番の大興寺へ。山裾にはいくつもの溜池がある。カイツブリや青サギなどの水鳥を見る。大興寺は地元では山号をとって「小松尾寺」と呼ばれている。カヤと楠の古木があって、ともに樹齢は1200年と推定されている。「弘法大師お手植え」伝説の古木だ。大興寺の本堂の左側には大師堂、右側には天台大師堂がある。ここはかつては天台・真言両宗の修行道場として栄え、天台宗12坊、真言宗24坊があったという。
 大興寺からは観音寺の町中に入り、第68番神恵院と第69番観音寺へ。この2寺は隣り合っている。同じ山門から入っていく。四国八十八ヵ所の中でも、同じ境内に2寺が隣り合っているのはここだけ。先に神恵院、つづいて観音寺と2寺の参拝を終えると、納経所で2寺のお墨書と朱印をもらった。納経所も同じで、ひとつだけである。
 観音寺から国道11号に出て、第70番の本山寺へ。山門をくぐり、本堂と大師堂を参拝。境内には五重塔が建っている。鎌倉時代に建てられた本堂は国宝。本尊は四国八十八ヵ所でも唯一の馬頭観音だ。そのせいなのか、境内には実物大の馬2頭の像があった。

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大興寺の楠の古木 大興寺の本堂 第68番神恵院と第69番観音寺の山門

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神恵院本堂の入口 神恵院の本堂 神恵院の大師堂

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観音寺の本堂 第70番本山寺の山門 本山寺の本堂

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本山寺の大師堂 本山寺の五重塔 本山寺の馬の像


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