カソリング

生涯旅人、賀曽利隆の旅日記 60代編

アドレス日本巡礼[102]

投稿日:2014年8月5日

原付走行禁止

四国八十八ヵ所めぐり 2009年4月27日

 高松のスズキの販売店「SBS栗林」と「SBS屋島」を訪ねたあと、第84番の屋島寺へ。この寺は屋島の山上にある。
 琴電屋島駅前でアドレスを止め、目の前の屋島を眺めたあと、有料道路の屋島ドライブウェイに入っていく。だが料金所で、「原付の走行は禁止なんですよ」といわれ、追い返されてしまった。クソーッ。何ということ。そこで仕方なく琴電屋島駅前に戻り、駐輪場にアドレスを停め、バスで屋島山上に登った。
 屋島寺にはコンクリート製の新しい山門の東大門から入った。そのあとでもともとの参道の山門(仁王門)から入り直し、四大門をくぐり抜け、本道と大師堂を参拝した。屋島は北嶺と南嶺に分かれているが、屋島寺は南嶺にある。
 屋島寺の歴史だが、日本に上陸した鑑真が大宰府から奈良の都に向かう途中、屋島に立ち寄り、北嶺に普賢堂を建てたのが始まりだという。その後、ここにやってきた弘法大師は堂を南嶺に移し、一夜で本堂を建立したという。本尊の千手観音像も弘法大師が彫ったものだという。境内の蓑山大明神は四国の狸の総大将「太三郎狸」をまつっているが、そこに建つ狸像はちょっと哀愁を帯びたユーモラスな顔をしている。

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琴電の屋島駅前に到着 有料の屋島ドライブウェイ 屋島駅前から見る屋島

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琴電の電車 バスで屋島の山上へ 屋島の案内図

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第84番屋島寺の東大門 仁王門 屋島山上の園地

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屋島寺の案内 四大門 本堂

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屋島寺に団体さんがやってきた 大師堂 蓑山大明神の狸像

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屋島から五剣山を眺める 藤が咲いていた 帰りのバスはガラガラ…


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