アドレス日本巡礼[115]
投稿日:2014年8月19日
醤油の町
四国八十八ヵ所めぐり 2009年4月30日
「小豆島八十八ヵ所」の1番から6番までをまわり、坂手の町に戻ってきた。
つづいて7番から15番までの札所めぐりを開始。それら札所も坂手の周辺にある。
第7番は向庵(むかいあん)。地域の集会場風の庵だ。第8番の常光寺(じょうこうじ)は大きな寺で、早咲の常皇寺桜で知られている。行基菩薩の開基ということで、本尊の薬師如来像も行基菩薩の彫り刻んだものだという。
第9番の庚申堂(こうしんどう)はちょっとみつけにく場所にあるが、石段を登ると1番、2番の札所のある山並みを目の前に眺める。お堂の屋根が崩れかかっていた。
第10番は西照庵(さいしょうあん)。すぐ近くには丸金醤油がある。西照庵の参拝を終えると、丸金醤油資料館の「マルキン醤油記念館」を見学した。
小豆島は日本有数の醤油の産地。マルキンは関東のキッコーマン、ヤマサ、ヒゲタ、関西のヒガシマルとともに日本の五大醤油メーカーに数えられている。ここでは醤油の製造工程がたんねんに展示・説明されているので、「醤油」というものがじつによくわかる。ビデオでの醤油の歴史も興味深いものだった。
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