アドレス日本巡礼[130]
投稿日:2014年9月8日
世界一狭い海峡
四国八十八ヵ所めぐり 2009年5月1日
第53番の本覚寺から土庄の中心街へ。世界で一番、狭い海峡の土淵(どぶち)海峡を渡っていく。
この土淵海峡はギネスブの世界記録にも認定されている「世界一狭い海峡」だ。延長2500mの海峡の一番狭いところ(土庄役場前の永代橋下)は9・93メートルでしかない。海峡というよりも小川にしか見えない。
海峡わきの土庄町役場では「土淵海峡横断証明書」(100円)を発行してくれる。この土淵海峡を境にして小豆島は本島と前島の2つの島に分かれている。土庄の町並みは2つの島にまたがっているが、前島側が旧市街で本島側が新市街になる。
前島に入ったところで第58番の西光寺(さいこうじ)を参拝。目にも鮮やかな朱塗りの山門。本堂を参拝し、すぐ近くの第58番の奥の院、誓願の塔へ。朱塗りの三重塔だ。
西光寺の参拝を終えると、前島を時計回りで一周する。
第59番の甘露庵(かんろあん)、第60番の江洞窟(ごうとうくつ)と参拝。甘露庵は「藤の庵」で知られているが、藤棚の藤が満開だ。江洞窟は独特のたたずまいで、岩壁の中を掘り下げたところに本尊の弁財天がまつられている。
これら2ヵ所をめぐり、前島の西海岸に出た。
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