アドレス日本巡礼[173]
投稿日:2014年11月2日
碓氷峠に到達
アドレスV125Gを走らせ、上州(群馬県)の中山道を行く。新町宿を通り倉賀野宿へ。倉賀野宿の入口は中山道と日光に通じる例幣使街道の追分。そこには道標と常夜灯があり、閻魔堂が建っている。
例幣使街道については、案内板に次のように書かれている。
倉賀野宿を過ぎると高崎宿だ。
高崎は伊井直政の城下町。昔から商業の町としてもにぎわってきた高崎だが、その中心は高崎駅に近い田町。国道17号と国道18号の分岐点から国道18号に入っていく。
東京から高崎までは国道17号が中山道に相当する。高崎を過ぎると信濃追分までは国道18号が中山道に相当する。さらにいえば佐久までは県道、佐久から下諏訪までは国道142号、下諏訪から塩尻までは国道20号、塩尻からは国道19号…と、次々に変っていく。このあたりが国道1号の東海道との大きな違いだ。
高崎宿の次は板鼻宿。ここは碓氷川の「徒歩(かち)渡し」で知られていたが、増水すると川止めになるので、50軒を超える旅籠があった。板鼻宿の次は安中宿。ここには安中藩の武家屋敷が残っている。安中宿を過ぎると「上毛三山」のひとつ、妙義山が大きく見えてくる。松井田宿から見る妙義山の眺めは目に残る。
松井田宿を過ぎると、名物の横川の「釜めし」を食べ、坂本宿を通って碓氷峠へ。旧道の峠道沿いの樹林は目が染まるほどの濃い緑。アドレスのアクセルを開いて峠道を登り、群馬・長野県境の碓氷峠に到達した。