V-Strom1000で行く日本[11]
投稿日:2015年11月6日
再び福島へ
「相馬→新潟」間の国道113号を走り終えると、新潟駅前を出発。「新潟の十字路」の紫竹山ICで国道7号と分かれると、直進し、国道49号をひた走る。水原(阿賀野川市)を過ぎると、前方の山並みはみるみるうちに大きくなり、やがて山中を流れる阿賀野川沿いの道になる。交通量もそれほど多くはないので、V−ストローム1000での快適走行だ。
かつての阿賀野川の水運交通の拠点、津川を通り、福取峠の福取トンネルを抜け出ると県境。県境を越えて福島県に入る。車峠(トンネル)を越えると、西会津村の中心の野沢へと下っていく。会津街道(越後街道)の宿場町として発展した野沢では、道の駅「にしあいづ」に立ち寄り、「麩ッカツ丼」(690円)を食べた。車麩の丼だ。そのあとJR磐越西線の野沢駅前でV−ストローム1000を止めた。
西会津村からは藤峠、七折峠(ともにトンネル)と2つの峠を越えて会津坂下へ。国道49号は峠越えの連続。ここでは新しくできた道の駅「あいづ 湯川・会津坂下」に寄り、「じゅうねん味噌の焼き団子」を食べた。「じゅうねん」とはエゴマのことで、会津の郷土料理には欠かせない。
道の駅「あいづ 湯川・会津板下」前の交差点を直進すると県道33号で国道49号のショートカットになっているが、そのまま国道49号を走り、会津若松の中心街に入っていった。